はじめに
- 「最近疲れやすくなった」
- 「階段を上るだけで息が切れる」
- 「以前より太りやすくなった気がする」
このような変化を感じている方は少なくありません。
年齢のせいだと思われがちですが、その原因の一つに運動不足があります。
特に40代以降は仕事や家庭が忙しくなり、自分のために体を動かす時間が減りやすい年代です。
しかし、運動不足を放置すると体力や筋力の低下だけでなく、健康面にもさまざまな影響が現れます。

この記事では、運動不足が体に与える影響と改善方法について、現役保健体育教師・トレーナーの視点からわかりやすく解説します。
運動不足が増えている理由
現代人は昔と比べて体を動かす機会が大きく減っています。
便利な生活で体を動かす機会が減った
ネット通販やキャッシュレス決済など、便利なサービスが増えました。
交通網が整備され、エスカレーターやエレベーターも増え、環境も便利になっています。
生活は快適になりましたが、その分体を動かす機会は減っています。



これだけ身近なモノ・コトが便利になっているので、意識して運動しない限り、活動量が不足しやすい時代といえるでしょう。
仕事中心の生活になり活動量が減る
デスクワークが中心の方は、1日の大半を座って過ごします。
通勤も車や電車が中心になり、歩く機会が少なくなっています。
特に40代以降は責任ある立場になることが多く、仕事時間が長くなる傾向があります。
また、子育てや介護なども加わると、より自分に使う時間の確保は難しくなります。
結果、気づかないうちに活動量が減り、運動不足になっているケースは少なくありません。
運動不足が体に与える5つの影響
①体力が低下し疲れやすくなる
運動不足になると心肺機能が低下します。
すると少し動いただけでも疲れやすくなり、
- 階段がきつい
- 休日に出かける気力がない
- 夕方になると疲れが抜けない
といった状態が起こりやすくなります。



実際、私が指導する方の中にも、
「年齢のせいだと思っていたけど、運動を始めたら楽になった」という方が多くいます。
なので、年齢のせいにして、何もしないのはもったいないですよ(^^)
②筋力が低下し姿勢が悪くなる
筋肉は使わないと徐々に衰えます。
特に衰えやすいのが、
- お尻
- 太もも
- お腹
- 背中
など姿勢を支える筋肉です。
筋力が低下すると猫背や反り腰になりやすく、肩こりや腰痛の原因にもなります。
③太りやすくなる
運動不足になると消費カロリーが減ります。
さらに筋肉量が減ることで基礎代謝も低下します。
若い頃と同じ食事をしているのに体重が増えるのは、この影響が大きいです。
④生活習慣病のリスクが高まる
運動不足は、
- 高血圧
- 糖尿病
- 脂質異常症
などのリスクを高めることが知られています。



健康診断で数値が気になり始めた方は、食事だけでなく運動習慣も見直したいところです。
⑤ストレスがたまりやすくなる
運動には気分転換の効果があります。
適度な運動をすると気持ちが前向きになり、ストレス発散にもつながります。
逆に運動不足が続くと気分が落ち込みやすくなり、やる気が出ない状態になることもあります。
40代から運動不足の影響が大きくなる理由
加齢による筋肉量の減少
筋肉量は何もしなければ年齢とともに減少します。
そのため若い頃と同じ生活をしていても、体力は徐々に落ちていきます。



筋肉は運動習慣がない場合、20代をピークに30歳ごろから徐々に落ち始めます。
40代以降になると筋肉量の低下を顕著に感じる方が増えてきますので、早めの対策が大事です。
回復力の低下
疲労回復にも時間がかかるようになります。
体力が落ちると活動量も減り、さらに運動不足になるという悪循環に陥りやすくなります。
活動量の減少
仕事や家庭の事情で自由な時間が減る年代でもあります。
運動する機会を意識的に作らないと、体を動かす時間はどんどん減ってしまいます。
運動不足を解消するために大切なこと
いきなり頑張りすぎない
最初から
- 毎日1時間運動しよう
- 必ず5km歩こう
- 筋トレは決めたメニュー必ずやりきろう
など、ハードルを高く設定しすぎると、長続きしません。
運動効果を得るには継続が欠かせません。
まず大切なのは、続けられるペースで小さく始めることです。
まずは歩く習慣を作る
最もおすすめなのはウォーキングです。
特別な道具も必要なく、今日から始められます。



まずは5〜20分歩くところから始めてみましょう(^^)
-3.png)
-3.png)
ストレッチから始めるのもオススメ
体力に自信がない方は、ストレッチからはじめてみるのもオススメです。
ウォーキング同様、特別な道具は必要ありませんし、すぐにでもはじめられます。



柔軟性が上がることで怪我をしづらい土台作りもできます♪






慣れてきたら筋トレを取り入れる
筋肉量を維持するためには筋トレも効果的です。
自宅でできる簡単な種目から始めましょう。
-4.png)
-4.png)
【まとめ】
運動不足は単に体力が落ちるだけではありません。
- 疲れやすくなる
- 筋力が低下する
- 太りやすくなる
- 健康リスクが高まる
- ストレスがたまりやすくなる
といったさまざまな影響があります。
しかし、運動不足は年齢に関係なく改善できます。



大切なのは「何歳から始めるか」ではなく、「今日から少しでも始めること」です。
まずは無理のない範囲で体を動かし、一生動ける体づくりへの第一歩を踏み出してみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

-5.png)
コメント