はじめに
体育教師×スポーツトレーナーのしゅんせいです。
運動を始める前、
「いきなり体を動かす」
「念入りにゆったり伸ばすストレッチ」
などをしていませんか?
実は、運動前の準備不足や間違った準備 は、
ケガやパフォーマンス低下の大きな原因になります。
そこで重要になるのが、動的ストレッチ です。
動的ストレッチは、体を動かしながら筋肉や関節を目覚めさせる方法。
厚生労働省の運動指針や、スポーツ医科学の分野でも運動前のウォーミングアップとして有効 とされています。
この記事では、動的ストレッチの基本と正しい考え方をわかりやすく解説します。
動的ストレッチとは?まず知っておきたい基本
動的ストレッチの定義
動的ストレッチとは、体を動かしながら筋肉や関節を伸ばすストレッチ方法 です。
- 動的ストレッチ:動く準備をする
- 静的ストレッチ:体を休ませ、整える
どんな目的で行うストレッチか
動的ストレッチの目的は、安全に、気持ちよく体を動かせる状態をつくること です。
動的ストレッチの主な効果
関節の可動域を広げる
体を大きく動かすことで、
関節の動きがスムーズになります。
筋肉と神経を目覚めさせる
動的ストレッチは、筋肉だけでなく 神経系 にも刺激を与えます。
その結果、動きの反応が良くなります。
ケガ予防・パフォーマンス向上
いきなり激しい動きをすると、筋肉や関節に大きな負担がかかります。
動的ストレッチは、ケガを防ぎ、動きの質を高める土台になります。
動的ストレッチが必要な理由
運動前に体を温める重要性
筋肉は冷えた状態だと、伸びにくく、痛めやすくなります。
動的ストレッチは、体温を徐々に上げる役割を持っています。
いきなり動くリスク
- 筋肉の肉離れ
- 関節の痛み
- 動きのぎこちなさ
これらは準備不足が原因になることが多いです。
年齢とともに重要性が増す理由
年齢を重ねるほど、体は「急な動き」に弱くなります。
だからこそ大人には、動かす前の準備時間 がより大切になってきます。
動的ストレッチが効果的なタイミング
運動前に行う理由
ランニング、筋トレ、スポーツの前には、
動的ストレッチが基本です。
朝の目覚め・仕事前の活用
朝の軽い動的ストレッチは、
体を目覚めさせ、動きやすくしてくれます。
やらなくてよいタイミング
- 寝る前
- リラックス目的
正しい動的ストレッチのやり方
動作のスピードと範囲
- 勢いをつけすぎない
- コントロールできる範囲で
呼吸とリズムの意識
呼吸を止めず、一定のリズムで行いましょう。
呼吸を止めてしまうと、余計な力が入りやすいのと、脳や血管などへの負担が増えてしまいます。
回数と時間の目安
- 1種目10〜15回
- 全体で5〜10分程度
よくある誤解と注意点
勢いをつければ効果が高い?
逆です。
コントロールできない動きはケガの原因になります。
疲れているときでもやるべき?
強い疲労がある場合は無理をしないこと。
休養が優先です。
体が強く疲れているときは、無理に動かすよりも 「正しく休むこと」 が優先です。
休養の取り方を見直すことで、動的ストレッチの効果もより活かしやすくなります。

静的ストレッチの代わりになる?
動的と静的は役割が違います。
代わりではなく、目的や場面ごとによる使い分け が大切です。
大人におすすめの動的ストレッチ習慣
運動が苦手な人向けの簡単動作
- 肩回し
- 股関節回し
- その場足踏み
デスクワーク前の準備ストレッチ
仕事前に軽く体を動かすだけで、
動きやすさが変わります。
習慣化するためのコツ
「短く」「簡単に」「無理しない」
これが続けるコツです。
いきなり全力でやると続かないケースが多いので、まずは隙間時間を活用して実施していきましょう。
静的ストレッチとの使い分け
目的別の使い分け
- 動く前:動的ストレッチ
- 終わった後:静的ストレッチ
これが基本の考え方です。
1日の中での組み合わせ例
- 朝:動的ストレッチ
- 夜:静的ストレッチ
生活リズムに合わせて使い分けましょう。
両方行うメリット
準備と回復、両方を整えることで体はより動きやすくなります。
ストレッチには、今回紹介している動的ストレッチとは役割の異なる「静的ストレッチ」 があります。
体を休ませ、回復させる目的で行うストレッチについては、別の記事で詳しく解説しています。

まとめ
動的ストレッチは、安全に、気持ちよく動くための準備 です。
年齢に関係なく、体を動かす前の“ひと手間”としてぜひ習慣にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


コメント