はじめに
体育教師×スポーツトレーナーのしゅんせいです。
「最近、体が固くなってきた気がする」
「昔より動き出しが重い」
そんな感覚はありませんか。
年齢や運動量に関係なく、“動ける体”を保つために欠かせないのがストレッチです。
ただし、やみくもに伸ばすだけでは、効率が悪かったりケガをしてしまったりします。
この記事では、
動ける体をつくるために本当に大切なストレッチの基礎知識を、
元保健体育教員・トレーナーの視点でわかりやすく解説します。
なぜ「動ける体」にストレッチが必要なのか
年齢とともに動きにくくなる理由
年齢を重ねると、筋肉や関節そのものが衰えるだけでなく、
「動かせる範囲(可動域)」が少しずつ狭くなることが分かっています。
厚生労働省が示す身体活動の指針でも、
「関節や筋の柔軟性低下は、転倒やケガのリスクを高める要因」とされています。
筋肉・関節・神経はセットで働く
体をスムーズに動かすためには
- 筋肉
- 関節
- 神経
この3つが連動する必要があります。
ストレッチは、単に筋肉を柔らかくするだけでなく、「動かしやすい状態」に整える役割を担っています。
「柔らかい=動ける」ではない
開脚ができても、立ち上がりがつらい。
これはよくある例です。
動ける体に必要なのは必要な範囲で、必要な分だけ動かせる柔軟性。
ストレッチはその“土台づくり”になります。
ストレッチが支える「動ける体」の3つの要素
① 関節の可動域
可動域が狭いと、動作が制限され、
無理な動きがケガにつながります。
② 筋肉の使いやすさ
筋肉が硬いと、余計な力が入り疲れやすくなります。
ストレッチによって筋肉の緊張をリセットすることで、
「使える筋肉」へ整えることができます。
③ 動作の安定性
柔軟性があると、動作中のブレが減り、
転倒やケガの予防にもつながります。
ストレッチの基本原則(まず知っておきたいこと)
伸ばす強さと時間の目安
- 痛みが出ない範囲
- 「気持ちいい〜少し張る」程度
- 20〜30秒を目安にキープ
呼吸と姿勢の意識
呼吸を止めると筋肉は緊張します。
ゆっくり長く吐く呼吸とセットで行うのが基本です。
痛みが出たときの判断基準
- 鋭い痛み
- 関節の違和感
こうした場合は中止しましょう。
動ける体をつくるストレッチの種類と使い分け
静的ストレッチの役割
反動を使わず、じっくり伸ばす方法。
主に運動後・入浴後・就寝前に向いています。

動的ストレッチの役割
体を動かしながら可動域を広げる方法。
運動前や朝の活動前に最適です。

日常生活での使い分け
- 朝・運動前:動的ストレッチ
- 夜・疲労時:静的ストレッチ
ストレッチだけでは足りない?動ける体の考え方
筋力との関係
柔軟性があっても、筋力が不足すると動作は不安定になります。
ストレッチは筋トレや日常活動を支える土台です。
休養・回復との関係
疲労管理のためにもストレッチは大切です。
睡眠や休養とセットで考えると更に効果的です。
生活習慣とのつながり
長時間座りっぱなし、運動不足。
こうした生活習慣が、体を動きにくくしていきます。
今日から始めるストレッチ習慣
続けやすい時間と頻度
- 1回5分
- 毎日でなくてもOK
「完璧」を目指さず、継続できる方法を選びましょう。
忙しい人向けの取り入れ方
- 入浴後
- 寝る前
- デスクワークの合間
生活動線に組み込むのがコツです。
体の変化を感じるポイント
- 動き出しの軽さ
- 疲れの残りにくさ
- 姿勢の変化
小さな変化に気づくことが、継続につながります。
まとめ
ストレッチは「動ける体を守り、育てるための基礎」です。
正しい知識で、正しく続けることで、
年齢を重ねても動きやすい体はつくれます。
まずは今日、
5分のストレッチから始めてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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