「運動不足を解消したいけれど、ジムに通うのは大変」
「自宅で筋トレを始めたいけれど、ダンベルを置く場所がない」
「トレーニングチューブは種類が多くて、どれを選べばいいのか分からない」
そんな方におすすめしたいのが、トレーニングチューブです。
トレーニングチューブは、ゴムの伸縮性を利用して体に負荷をかけるトレーニング用品。
コンパクトで場所を取らず、負荷を調整しやすいため、自宅で運動を始めたい初心者にも取り入れやすいアイテムです。
さらにチューブの魅力は、筋肉を鍛えるだけではありません。
軽い負荷を利用して肩まわりや股関節まわりを動かすなど、コンディショニングにも活用できます。

私は体育教師・パーソナルトレーナーとして運動指導をしていますが、実際の指導でもチューブを使用しています。
チューブは「筋肉を追い込む道具」というより、負荷を調整しながら、鍛える運動から体を動かしやすくする運動まで幅広く使えることが大きなメリットだと感じています。
この記事では、40代・50代の運動初心者にも使いやすいトレーニングチューブ7商品と、選び方・使い方・注意点を紹介します。
- 初心者向けトレーニングチューブの選び方
- おすすめトレーニングチューブ7選
- チューブの種類による違い
- 筋トレでの活用方法
- コンディショニングでの活用方法
- 安全に使用するための注意点
「どれを買えばいいか分からない」という方は、ぜひ参考にしてください。
トレーニングチューブは運動不足解消におすすめ
トレーニングチューブは、ゴムを伸ばしたときに生じる抵抗を利用して運動するアイテムです。
ダンベルのような重い器具を用意しなくても、チューブを引っ張ることで筋肉へ負荷をかけられます。
ただし、運動不足の人が最初からハードなトレーニングをする必要はありません。
大切なのは、自分の体力に合わせて「今より少しでも多く身体を動かす」こと。
筋トレだけでなくコンディショニングにも使える
トレーニングチューブという名前から、「筋トレ専用の道具」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、チューブは使い方次第で、
- 肩まわりを軽い負荷で動かす
- 股関節まわりを動かす
- お尻の筋肉を刺激する
- 運動前のウォームアップに使う
- 普段あまり使えていない筋肉を意識する
といった運動にも活用できます。
トレーニングチューブおすすめ7選
※価格・仕様は変更される可能性があります。購入前に販売ページで最新情報をご確認ください。
| 商品 | タイプ | 強度調整 | 筋トレ | コンディショニング | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|---|---|
| THERABAND セラバンド 2m | 平バンド | ◎ | ○ | ◎ | 汎用性重視 |
| THERABAND セラチューブ | チューブ | ◎ | ◎ | ◎ | 品質重視 |
| GronG 5本セット | ミニバンド | ◎ | ○ | ◎ | 初めての1セット |
| STEADY ST104 | ハンドル型 | ◎ | ◎ | ○ | 筋トレ重視 |
| GronG ハンドルタイプ | ハンドル型 | ◎ | ◎ | ○ | 握りやすさ重視 |
| ALINCO グリップチューブ | グリップ型 | ○ | ○ | ◎ | 軽い運動から |
| GronG バンドタイプ208cm | ロングループ | ◎ | ◎ | ○ | 幅広く使いたい |
THERABAND セラバンド2m|コンディショニングにも幅広く使いたい人に
平たいバンドタイプで、筋トレから軽負荷エクササイズまで幅広く使えるのがTHERABANDのセラバンドです。
握る位置を変えたり、輪を作ったりすることで負荷や使い方を調整しやすいため、コンディショニングを重視する人との相性が良いと考えています。



体育教師×トレーナーの視点では、コンディショニングを重視するなら非常に使い勝手の良いタイプです。
THERABAND セラチューブ|品質を重視する初心者に
筒状になったTHERABANDのセラチューブ。
D&M公式では、チューブトレーニング初心者向けの「フォーエントリー」も展開されています。
GronG トレーニングチューブ5本セット|初めての1セットに
5段階の負荷を使い分けられるミニバンドタイプです。
天然ラテックス100%で、複数の強度をセットで揃えられるのが魅力。
初めてチューブを購入する人にも選びやすい商品です。
こんな人におすすめ
STEADY ST104|自宅でしっかり筋トレしたい人に
5段階の負荷強度に加えて、ドアアンカーやアンクルストラップなどを利用できるハンドル型の商品です。
メーカー公式では高耐久の天然ラテックス採用を特徴としており、365日保証も用意されています。
GronG ハンドルタイプ5本セット|握りやすさを重視する人に
ハンドルが付いた5本セットです。
ローイングやプレス系など、一般的な筋力トレーニングの動きを行いやすいのが特徴です。
ALINCO グリップチューブ|軽い運動から始めたい人に
両サイドに握りやすいグリップを備えたチューブです。
メーカー公式では、スーパーソフト2.5kgからスーパーハード11kgまで5種類が用意されています。
ストレッチ、筋力強化、手指・握力の運動など、さまざまな用途が想定されています。
GronG バンドタイプ外径208cm|長く使い続けたい人に
長いループ状になったトレーニングバンドです。
LIGHT・MEDIUM・HEAVY・X-HEAVYの4段階があり、単品またはセットから選択できます。
初心者向けトレーニングチューブの選び方5つ
①目的に合わせてタイプを選ぶ
トレーニングチューブには、大きく分けて次のタイプがあります。
| タイプ | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 平バンド | 平たいゴム | コンディショニング・軽い筋トレ |
| チューブ | 細長い筒状 | 全身運動 |
| ミニバンド | 短いループ状 | お尻・脚・肩まわり |
| ハンドル型 | 持ち手付き | 筋力トレーニング |
| ロングループ | 長い輪 | 全身筋トレ・補助運動 |
②初心者は強度を調整できるものを選ぶ
チューブ選びで重要なのが強度です。
初心者ほど、「強いほうが効果がありそう」と考えがちですが、強すぎる負荷を選ぶと正しい動作が難しくなります。
特に運動不足解消やコンディショニングが目的なら、少し余裕を持ってコントロールできる負荷から始めるのがおすすめです。
③耐久性・品質を確認する
私がチューブ選びで特に重視したいのが、耐久性と品質です。
トレーニングチューブは繰り返し伸ばして使用するため、少しずつ劣化します。
極端に価格だけを重視するのではなく、
- 素材
- メーカー
- 商品説明
- 保証
- 強度展開
- 使用上の注意
などを確認しましょう。
④握りやすさ・扱いやすさを見る
握力に自信がない人なら、ハンドルやグリップが付いている商品もおすすめです。
一方、シンプルな平バンドは握る位置を変えられるため、自由度があります。
⑤価格だけで決めない
安価なトレーニングチューブも多数販売されています。
もちろん安い商品が悪いわけではありません。
体育教師×トレーナーが考える初心者のチューブ活用法



私は指導現場でもトレーニングチューブを使っています。
まずは、
①体を動かしたり整えたりする(コンディショニング)
②正しい動作を覚える
③少しずつ負荷を増やす
という流れがおすすめです。
チューブは、この段階的な運動と非常に相性の良い道具です(^^)
筋トレだけでなくコンディショニングにも活用する
例えば、こんな使い分けができます。
筋トレの日
- チューブスクワット
- チューブローイング
- チェストプレス
- ショルダープレス
- ヒップアブダクション
軽く体を動かしたい日
- 肩を外側へ開く運動
- 肩甲骨まわりを動かす運動
- 股関節を外側へ動かす運動
- お尻を軽く刺激する運動
- ウォームアップ
初心者向け|チューブトレーニング5種目
①チューブスクワット
下半身全体を使う基本種目です。
膝だけを曲げるのではなく、お尻を後ろへ引くイメージでしゃがみます。
目安:10〜15回×1〜2セット
②チューブローイング
背中を鍛える運動です。
胸を軽く張り、肘を後ろへ引きます。
デスクワークが多い人にも取り入れやすい種目です。
目安:10〜15回×1〜2セット
③チェストプレス
胸・腕を使います。
チューブを安全に固定できることを確認してから行いましょう。
目安:10〜15回×1〜2セット
④肩まわりの外旋運動
軽い負荷で肘を体の横につけ、前腕を外側へ動かします。
高負荷で追い込む種目ではなく、肩まわりを丁寧に動かすことを優先します。
目安:10〜15回
⑤ヒップアブダクション
ミニバンドなどを使って脚を外側へ開き、お尻の横側を刺激します。
歩行や日常動作に関係する股関節まわりを動かしたい人にも取り入れやすい運動です。
目安:左右10〜15回
トレーニングチューブを安全に使うための注意点
チューブは手軽な道具ですが、ゴム製品である以上、劣化や破損の可能性があります。
使用前には必ず、
- 亀裂
- 傷
- 変色
- 硬化
- 接続部分の異常
などを確認しましょう。
また、チューブが外れた際に顔へ飛んでくるような使い方は避けてください。
ドアなどへ固定する場合も、使用する商品の説明書に従って安全性を確認します。
そして、「強い負荷ほど効果が高い」わけではありません。
正しい姿勢を維持できないなら、負荷を下げることも立派なトレーニングです。
トレーニングチューブについてよくある質問
まとめ|初心者は「強度調整・品質・目的」で選ぼう
トレーニングチューブは、
- 自宅で使える
- コンパクト
- 負荷を調整しやすい
- 筋力トレーニングに使える
- コンディショニングにも活用できる
というメリットがあります。
- コンディショニング重視 → THERABAND セラバンド
- 品質重視 → THERABAND セラチューブ
- 初めて・コスパ重視 → GronG 5本セット
- 筋トレ重視 → STEADY ST104
- 握りやすいハンドル型 → GronG ハンドルタイプ
- 軽い運動から始めたい → ALINCO グリップチューブ
- 筋トレの幅を広げたい → GronG ロングバンド
という選び方がおすすめです。



体育教師・パーソナルトレーナーとしての結論は、道具は「自分が正しく動かせて、無理なく続けられるもの」を選んでほしいということです。
しっかり鍛える日、軽く体を動かす日、運動前のコンディショニング。
目的に合わせて使い分けられることこそ、トレーニングチューブの魅力です。
この記事が参考になりましたら、今日から体を動かすきっかけにしてみてください(^^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
参考にした公的機関・論文
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
- 厚生労働省「筋力トレーニングについて」
- de Oliveira PA, et al. Effects of Elastic Resistance Exercise on Muscle Strength and Functional Performance in Healthy Adults: A Systematic Review and Meta-Analysis. J Phys Act Health. 2017.









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