はじめに
体育教師×スポーツトレーナーのしゅんせいです。
私たちの体は、暑い日でも寒い日でも、寝ていても働いていても、
「できるだけ同じ状態を保とう」
と自動で調整し続けています。
体温、血圧、心拍、免疫、ホルモンバランスなど
それらを司る力こそが“恒常性 (こうじょうせい)= ホメオスタシス”
この恒常性は、健康の土台そのものです。
しかし、ストレス・加齢・睡眠不足・運動不足などで、この仕組みが乱れてしまいます。
この記事では、
恒常性とは何か?どう崩れ、どう整えるのか?
を、元保健体育教員・トレーナーの視点からわかりやすく解説します。
毎日を軽やかに過ごしたい大人にこそ、ぜひ知ってほしい内容です。
恒常性(ホメオスタシス)とは?健康の土台になる体の仕組み
体が「いつも同じ状態を保とうとする力」
恒常性とは、外部の環境が変わっても、体内の状態を一定に保つ仕組みのこと。
たとえば…
- 暑ければ汗をかいて体温を下げる
- 寒ければ震えて熱を作る
- 血糖が上がればインスリンを出して下げる
このように、体は常に「元に戻る力」を働かせています。
自律神経・ホルモン・免疫が支える“3つの柱”
恒常性は、次の3つのシステムが連携して成り立っています。
- 自律神経系(交感神経と副交感神経)
- 内分泌系(ホルモン)
- 免疫系
恒常性が乱れると何が起こる?
- 疲れやすい
- 寝ても回復しない
- 免疫が落ちて風邪を引きやすい
- イライラ・不安感
- 体温が低い
“なんとなくの不調”は、恒常性の乱れが原因のことも多いです。
恒常性を支える3つのシステムをくわしく解説
自律神経 ― 体温・心拍・呼吸を調整する司令塔
自律神経は、意思とは関係なく体をコントロールします。
ポイントは交感神経と副交感神経のバランス。
- 交感神経:活動・緊張
- 副交感神経:休息・回復
ホルモン ― バランス良く体を動かす化学メッセンジャー
ホルモンは血糖・体温・性機能・代謝などを調整する“化学の司令塔”
乱れる原因は…
- 加齢
- 睡眠不足
- 栄養不足(特にタンパク質)
- 運動不足
免疫 ― 体を守るだけでなく回復力にも関わるシステム
免疫は「体を守る」だけでなく「壊れた細胞を修復する」働きも担当。
腸には免疫細胞の約70%が集まるため、腸の乱れ=免疫の乱れに直結します。
恒常性が乱れる主な原因
ストレス・睡眠不足・加齢
これらは“恒常性の3大ブレ要因”。
特に睡眠不足は、自律神経・ホルモン・免疫すべてを乱します。

運動不足や筋肉低下(筋肉は“第二の心臓”)
筋肉は体温を生み、血流を促し、糖代謝にも関わります。
筋肉が減ると、体温が下がり、回復力が落ち、恒常性が支えられなくなっていきます。
腸内環境の乱れ(免疫の7割が腸に存在)
腸が乱れると免疫が不安定になり、慢性的な不調が起こりやすくなります。

恒常性を整えるために今日からできること
質の良い睡眠をとる
睡眠は「体のメンテナンスタイム」。
ホルモン分泌・免疫修復・自律神経の調整すべては睡眠中に進みます。
軽い運動で“体の巡り”を高める
ウォーキング・ストレッチ・軽い筋トレなど、
体をゆるく動かすだけで血流が改善し、自律神経が整います。
腸活で免疫の土台を整える
腸は「第二の脳」。
腸が整うと免疫・ホルモン・自律神経すべてに良い影響があります。
深呼吸・ストレッチで自律神経を整える
ゆっくり息を吐くことで副交感神経が働き、体が回復モードになります。
こまめな水分補給と体温管理
こまめな水分補給と体温管理
日々の“こまめな調整”が体内環境を守ります。
- 疲れにくくなる
- ストレスに強くなる
- 免疫が安定する
- 代謝が整い、やせやすくなる
- “なんとなく不調”が減る
まとめ ― 恒常性は“体を守る根本力”
恒常性が整っているほど、体は自然と良い方向に向かいます。
- 疲れにくい
- 回復しやすい
- 痛みが出にくい
- 病気になりにくい
体の仕組みを知ることは、“一生動ける体づくり”の第一歩です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


コメント