「ウォーキングをすると足の裏が疲れる」
「膝や足への負担が気になってきた」
「インソールを変えてみたいけれど、種類が多すぎて選べない」
40代・50代になってウォーキングを始めた方の中には、このような悩みを持っている方もいるのではないでしょうか。
インソールには、クッション性を重視したものから、土踏まず周辺を支えるアーチサポートタイプまでさまざまな商品があります。
しかし、「柔らかいインソールほど歩きやすい」「サポートが強いほど良い」とは限りません。
大切なのは、自分の足とシューズに合っていることです。

私は体育教師・パーソナルトレーナーとして運動指導を行い、自身でも現在までインソールを使用してきました。また、運動指導の中でインソールを提案することもあります。
その経験から、ウォーキング初心者の方には特に「フィット感」と「アーチサポート」を確認してほしいと考えています。
この記事では、40〜50代のウォーキング初心者にも選びやすいインソール7商品を比較しながら、失敗しにくい選び方を分かりやすく解説します。
- ウォーキング用インソールおすすめ7選
- インソール選びで重視したいポイント
- クッション性とアーチサポートの考え方
- インソールを使用するメリットと注意点
- 自分に合った商品を見つける方法
結論|ウォーキング用インソールは「柔らかさ」だけで選ばない
最初に結論をお伝えすると、ウォーキング用インソールはクッション性だけで選ばないことをおすすめします。
私が重視したいポイントは次の5つです。
- 足とシューズへのフィット感
- 自分に合ったアーチサポート
- 適度なクッション性
- インソールの厚み
- 使用するシューズとの相性
特に重要なのがフィット感です。
どれだけ高機能なインソールでも、厚すぎてシューズが窮屈になったり、アーチ部分が強く当たったりすれば快適に歩けません。
逆に、クッションが柔らかくても、靴の中で足が動いてしまうようでは必ずしも歩きやすいとはいえません。
ウォーキング用インソールおすすめ7選を比較
今回紹介する7商品はこちらです。
| 商品 | 公式価格目安 | 特徴 | おすすめする人 |
|---|---|---|---|
| ザムスト Footcraft STANDARD | 5,280円 | 3種類のアーチタイプ | フィット感・アーチ重視 |
| ザムスト Footcraft CUSHION+ | 5,610円 | アーチ+クッション | クッション性も欲しい |
| SIDAS 3Feet Activ’ | 7,590円 | アーチ別ライン | アーチに合わせて選びたい |
| SUPERfeet All-Purpose Support | 7,370円 | ヒールカップ+サポート | しっかりしたサポート感が好み |
| BMZ アシトレ | 2,970円 | 独自のキュボイドサポート | 日常歩行にも使いたい |
| New Balance RCP280 | 2,200円 | EVA+踵クッション | コスパ重視 |
| DSISソルボウォーキング | 2,530円 | ウォーキング向け衝撃吸収 | クッション性重視 |
※価格は2026年8月9日にメーカー公式サイトで確認した税込価格です。販売店や時期によって変動する場合があります。
1, ザムスト Footcraft STANDARD|フィット感とアーチサポートを重視したい人に
「自分のアーチに合わせてインソールを選びたい」そんな方の候補になるのが、ザムスト Footcraft STANDARDです。
LOW・MIDDLE・HIGHの3種類からアーチタイプを選べることが大きな特徴です。
踵の安定性と、アーチの動きに追従するサポートの両立を意識した設計になっています。
こんな人におすすめ
フィット感とアーチサポートを重視したい人。
2, ザムスト Footcraft CUSHION+|クッション性も重視したい人に
Footcraft STANDARDの特徴に加えて、クッション性も重視したモデルです。
こちらもLOW・MIDDLE・HIGHからアーチタイプを選択できます。
こんな人におすすめ
アーチサポートもクッション性も両方欲しい人。
3, SIDAS 3Feet Activ’|自分のアーチタイプに合わせたい人に
SIDASの3Feetシリーズも、アーチタイプ別に選択できるインソールです。
3Feet Activ’にはLOW・MID・HIGHがあり。
こんな人におすすめ
自分のアーチタイプを確認しながら、フィット感を重視して選びたい人。
4, SUPERfeet All-Purpose Support|しっかりしたサポート感が欲しい人に
SUPERfeetのAll-Purpose Supportシリーズは、LOW・MEDIUM・HIGHなどアーチの違いに合わせて選べます。
たとえばHigh Archモデルでは、深いヒールカップを採用し、メーカーはAll-Purposeシリーズの中で高いサポート力を持つモデルとして位置づけています。
こんな人におすすめ
柔らかさより、足元のサポート感を重視したい人。
5, BMZ アシトレ|日常生活でも使いたい人に
BMZ アシトレは、一般的な土踏まずを押し上げる考え方とは少し異なり、「立方骨」と呼ばれる足の外側にある骨周辺を支える独自設計を採用しています。
通勤や買い物など、日常生活で歩く場面を想定している点も特徴です。
こんな人におすすめ
ウォーキングだけでなく、通勤や買い物など日常生活でも使いたい人。
6, New Balance サポーティブリバウンドインソール RCP280|コスパ重視の人に
「いきなり5,000〜7,000円のインソールを買うのは少し不安」
という方には、New Balance RCP280も選択肢です。
反発性のあるEVA素材、踵部分の衝撃吸収クッション、中足部から踵部の保護性を意識した構造になっています。
表面には防滑性を意識した素材も採用されています。
こんな人におすすめ
まず比較的手頃な価格から高機能インソールを試してみたい人。
7, DSISソルボウォーキング|クッション性を重視したい人に
名前のとおり、ウォーキング用途を想定したインソールです。
衝撃吸収素材「ソルボセイン」を使用しているのが特徴です。
こんな人におすすめ
アーチサポートより、まずクッション性を重視したいウォーキング初心者。
迷ったらどれ?目的別おすすめ
7商品を見ても迷ってしまう方は、目的から絞ってみましょう。
フィット感・アーチサポート重視
LOW・MIDDLE・HIGHから選択でき、今回の記事で最も重視している「フィット感+アーチサポート」という考え方と相性がよい商品です。
クッション性+アーチサポート
足裏のサポートだけでなく、クッション性も欲しい人向けです。
コストを抑えて試したい
2,200円で購入できるため、インソール初心者にも試しやすい価格帯です。
ウォーキング用途を重視
商品自体がウォーキング向けに設計されているため、用途が分かりやすいことがメリットです。
ウォーキング用インソールの選び方5つ
ここからは商品名ではなく、「自分に合ったインソールをどう選ぶか」を見ていきましょう。
① 自分の足とシューズにフィットするか
最優先したいのがフィット感です。
インソールを交換した結果、
- つま先が窮屈になった
- 甲が圧迫される
- 踵が浮く
- 土踏まずに強く当たる
- 靴の中で足が滑る
といった状態になるのであれば、そのインソールが自分に合っているとは言いにくいでしょう。
② アーチの高さ・サポート位置を確認する
足裏にはアーチと呼ばれる構造があります。
一般的に「土踏まず」と呼ばれている部分もアーチのひとつです。
ザムストやSIDAS、SUPERfeetなどでは、アーチの違いに合わせて複数モデルが用意されています。
ここで注意したいのが、「アーチが高いインソールほどしっかり支えてくれるから良い」わけではないこと。
自分の足に合わない強いサポートは、かえって違和感につながることがあります。
③ クッション性だけで選ばない
40〜50代になり、「足や膝への負担が気になるから、できるだけ柔らかいインソールが良さそう」と思う方もいるかもしれません。
しかし、柔らかさだけで決める必要はありません。
クッション性は重要な要素のひとつですが、
- 足が靴の中で安定するか
- アーチ部分に違和感がないか
- 踵がしっかり収まるか
なども合わせて確認しましょう。
④ インソールの厚みを確認する
意外と見落としやすいのが厚みです。
今履いているシューズに厚いインソールを入れると、その分だけ靴の中のスペースが狭くなります。
特に甲高の人や、もともとジャストサイズのシューズを履いている人は注意しましょう。
⑤ サイズ調整できるか確認する
商品によっては、元のインソールに合わせて先端部分をカットしてサイズ調整します。
カットするときは、
- 元のインソールを取り出す
- 新しいインソールに重ねる
- 形をマーキングする
- 少しずつカットする
- シューズに入れて確認する
という順番がおすすめです。
最初から大きく切りすぎないようにしましょう。
ウォーキング用インソールを使うメリット
インソールを交換する主なメリットは、シューズ内の環境を自分に合わせて調整できることです。
靴のフィット感を調整できる
足とシューズの間にあるインソールを変更することで、足裏の当たり方や踵周辺の収まり方などを調整できます。
足裏をサポートできる
アーチサポートを備えた商品では、足裏の形状に合わせて支える構造が採用されています。
クッション性を補える
純正インソールのクッション性が物足りない場合、クッション素材を使用したインソールへ交換する方法もあります。
ただし、インソールを変えれば必ず痛みや疲労がなくなるわけではありません。
インソールを使用するときの注意点
元のインソールとの重ね使いに注意
基本的には、交換可能なシューズであれば元のインソールを取り外して、新しいインソールに交換します。
2枚重ねると靴の中が狭くなり、足への圧迫につながる可能性があります。
最初から長時間使いすぎない
特にアーチサポートがしっかりした商品では、今までのインソールと感覚が変わる場合があります。
違和感や痛みが出たら使用を中止する
「高いインソールを買ったから慣れるまで我慢しよう」
と考える必要はありません。
膝や足の痛みをインソールだけで解決しようとしない
ここは特に大切です。
インソールは、シューズ内のフィット感やサポート性を調整するための選択肢のひとつです。
膝痛や足の痛みを治療するものとして自己判断で使うのはおすすめしません。
インソールとウォーキングシューズはセットで考えよう
私が体育教師・トレーナーとして特に伝えたいのは、インソールより先に、シューズ自体が自分の足に合っていることが大前提ということです。
サイズが合っていない靴や、踵が大きく浮いてしまう靴に高価なインソールを入れれば、すべて解決するわけではありません。
まず、
- 足長・足幅が合っている
- つま先に適度な余裕がある
- 踵が安定している
- 歩いたときに痛みがない
といったシューズ選びを行い、そのうえでインソールを検討しましょう。
ウォーキングを無理なく続けることが一番大切
ただし、これは「明日から必ず8,000歩歩かなければいけない」という意味ではありません。
特にこれまで運動習慣がなかった方は、自分の体力や健康状態に合わせて少しずつ増やしていくことが大切です。
インソールもそのための道具のひとつ。
よくある質問
まとめ|自分の足と靴に合うインソールを選ぼう
今回は、ウォーキング用インソールおすすめ7選を紹介しました。
選ぶときに確認したいのは、
- フィット感
- アーチサポート
- クッション性
- 厚み
- シューズとの相性
です。
体育教師×トレーナーとしての結論
私自身もインソールを現在まで使用し、運動指導でも提案することがあります。
まずは自分に合ったウォーキングシューズを選ぶ。
そのうえで、
- 「もう少しフィット感を高めたい」
- 「アーチ周辺をサポートしたい」
- 「クッション性を補いたい」
という目的に合わせてインソールを選びましょう。
健康づくりで一番大切なのは、自分の体に合った方法で、無理なく歩き続けることです。
お気に入りのシューズと自分に合ったインソールを見つけて、今日から気持ちよくウォーキングを続けていきましょう(^^)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
参考にした公的機関・論文
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
- Bonanno DR, et al. Effectiveness of foot orthoses and shock-absorbing insoles for the prevention of injury: a systematic review and meta-analysis. Br J Sports Med. 2017.
- 各メーカー公式サイト(ZAMST、SIDAS、SUPERfeet、BMZ、New Balance、SORBO)








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