バレーボールの基礎知識~初心者向けにやさしく解説~

目次

はじめに

体育教師×スポーツトレーナーのしゅんせいです。

この記事では、バレーボールに興味がある人や初めてみたい人、学校体育で指導する先生に向けて、

  • バレーボールがどんなスポーツなのか
  • 競技としての特徴や身につく力
  • 初心者が安心して始めるためのポイント

を、わかりやすく解説します。

バレーボールの基礎がわかる入門ガイド になっていますので、ぜひ、卓球の魅力を感じてみてください。

バレーボールってどんなスポーツ?

バレーボールのはじまり・歴史

バレーボールの発祥はアメリカ

バレーボールは、19世紀末にアメリカで生まれたスポーツです。
当初は、激しい接触のあるスポーツが苦手な人でも楽しめるように、「ネットを挟んでボールを打ち合う運動」として考案されました。

1895年、アメリカのウィリアム・G・モーガンが、バスケットボールよりも穏やかで老若男女が楽しめる室内スポーツとして考案しました。

大きな特徴は、相手と直接ぶつからない非接触型競技であること。
この安全性の高さから、学校教育や地域スポーツとして世界中に広まりました。

日本には比較的早い時期に伝わり、
学校体育や企業チームの普及を通して国民的スポーツのひとつになっています。

「バレーボール」の名前の由来

バレーボールの名前は、テニスの「ボレー (volley)」という、ボールが地面に落ちる前に打ち返すプレーに由来しています。

考案当初は「ミントネット」や「ミノネット」と呼ばれていたそうです

競技としての発展

  • 1895年:誰もが楽しめるスポーツとして考案
  • 1908年:大森兵蔵氏が日本に紹介
  • 1912年:国際バレーボール連盟(FIVB)が設立
  • 1964年:東京オリンピックではじめて正式な種目として採用

バレーボールが広く親しまれている理由

バレーボールが長く愛されている理由には、次のような点があります。

  • 年齢・性別を問わず楽しめる
  • 競技レベルに応じてプレー強度を調整しやすい
  • レクリエーションから本格競技まで幅が広い
  • 屋内で行えるため天候の影響を受けにくい

本気でプレーすれば高い運動強度になりますが、ルールを簡略化すれば、誰でも気軽に参加できる「関わり方の幅広さ」があります

生涯スポーツとしてのバレーボール

競技特性(どんな運動か)

競技特性とは、そのスポーツが競技としてどんな構造・性質をもっているか、という視点です。
バレーボールの競技特性は以下の通りです。

  • ネット型スポーツ
  • 非接触型競技
  • 団体競技(6人/9人)
  • 間欠的運動(動く・止まるを繰り返す)
  • 瞬発的な無酸素運動+有酸素運動
  • 瞬発性と持久性の両方が求められる

有酸素運動と無酸素運動の両方の要素を含み、瞬発力・敏捷性・反応力・協調性が求められる競技です。

競技特徴(バレーボールらしさ)

競技特徴は、実際にプレーしたときに感じる「バレーボールらしさ」です。

  • チーム全員でボールをつなぐ協力性
  • ラリーが続くと一体感が生まれやすい
  • 攻守が素早く入れ替わる楽しさ
  • 年齢や体力差を戦術やチームワークでカバーしやすい

団体競技ならではの「役割分担」や「役割の入れ替わり」の楽しさがあり、初心者の方でも楽しめる競技です。

スキル特性(バレーボールを続けると身につく力)

スキル特性とは、その競技を行うために必要な技術・能力のことです。
バレーボールでは、次のような力が身につきます。

  • ボールを正確に扱う手の感覚
  • 空間把握能力
  • 周囲を見て判断する力
  • タイミングを合わせる協応動作
  • 全身を連動させる身体操作

自分の体を自由に操作するのは、最初は難しく感じるかもしれませんが、て練習すれば感覚が少しずつ身についてきます。

初心者が知っておきたいバレーボールの基本ルール

コート・人数・試合の流れ

  • 1チーム6人でプレー
  • ネットを挟んでボールを打ち合う
  • 3回以内で相手コートに返す

ポイントの数え方・勝敗の決まり

  • 1ラリーごとに得点が入る
  • 1セット 25点先取(※最低2点差が必要)
  • 25点に達しても2点差がつかない場合は、差がつくまで続行
  • 試合は 3セット先取(5セットマッチ)が基本

現在のバレーボールでは「ラリーポイント制」が採用されています。
これは、サーブ権に関係なく、ラリーが終わるたびに必ずどちらかに1点が入る方式です。

ファイナルセット(最終セット)の特徴

5セット目(最終セット)のみ、以下のような特別ルールがあります。

  • 15点先取
  • 最低2点差が必要
  • どちらかが 8点に達した時点でコートチェンジ

初心者が最初に覚えるべきルール

  • 点数は「ラリーごと」に入り、25点先取
  • ボールは3手以内に相手コートに返すのと、ボールを地面に落とさない
  • ボールを相手コートに落とすか相手のミスで得点が入る

バレーボールで使う道具の基礎知識

バレーボールで使われる主な道具とその役割

ここでは、最低限必要な基本的な道具を整理します。

  • ボール:柔らかく、衝撃が吸収しやすい構造
  • シューズ:ジャンプと着地が多いので、クッション性とグリップが大事
  • サポーター:膝や肘を守る役割

ボール

一般的な公式球は直径約21cm前後で、手のひらより少し大きいサイズ感です。重さは約260〜280gほどありますが、初心者やレクリエーション向けには、やや軽量に作られたボールも多く販売されています。

軽めのボールは、レシーブやトスの際に腕への負担が少なく、恐怖心を減らしながら基本動作を覚えやすいのが特徴です。

シューズ

バレーボールは、ジャンプ・着地・素早い方向転換を繰り返す競技です。そのためバレーボール専用シューズは、

  • ジャンプ着地時の衝撃を吸収するクッション性
  • コート上で滑りにくいグリップ力
  • 横方向の動きに対応する安定性

が考慮されています。

サポーター

バレーボールでは、レシーブ時に床に近い姿勢を取ったり、ジャンプ後に着地したりする場面が多く、膝や肘に負担がかかりやすいのが特徴です。

膝・肘用サポーターを着用することで、

  • 衝撃の緩和
  • 関節の保護
  • 心理的な安心感

が得られ、思い切ってプレーしやすくなります。

バレーボールをすると身につく力と効果

鍛えられる部位・筋肉

  • 下半身(太もも・ふくらはぎ)
  • 体幹

無理なく全身を使うことができます。

健康面でのメリット

  • 全身持久力の向上
  • ストレス解消
  • 判断力・脳への刺激

「ボールの位置、仲間の位置、相手の位置」など、意識するところが多く、脳への良い刺激になります。

初心者がバレーボールを始めるときの注意点

ケガ予防で意識したいポイント

  • 準備運動を丁寧に行う
  • 無理にジャンプしたり強く打とうとしたりしない
  • 水分補給や小休憩を取りながら行う
  • 運動後の整理運動もしっかり行う

準備運動と整理運動に関してはこちらの記事を参考にしてください

まとめ

バレーボールは、大人から始めても楽しめる生涯スポーツです。

初心者は、まずボールをつなぐ楽しさやラリーが続く楽しさ、仲間と一緒に体を動かす心地よさを味わうことが大切です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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