卓球の基礎知識~初心者向けにやさしく解説~

目次

はじめに

体育教師×スポーツトレーナーのしゅんせいです。

この記事では、卓球に興味がある人や初めてみたい人、学校体育で指導する先生に向けて、

  • 卓球がどんなスポーツなのか
  • 競技としての特徴や身につく力
  • 初心者が安心して始めるためのポイント

を、わかりやすく解説します。

卓球の基礎がわかる入門ガイド になっていますので、ぜひ、卓球の魅力を感じてみてください。

卓球ってどんなスポーツ?

卓球のはじまり・歴史

卓球の発祥はイギリス

卓球の起源は、19世紀後半のイギリスとされています。
当時、天候が悪い日でも室内でテニスのような遊びができるようにと考案されたのが始まりです。

最初は本や箱をネット代わりにし、ボールにはコルクやゴム球を使用していました。
その後、用具やルールが整備され、競技スポーツとして発展していきます。

日本には大正時代以降に伝わり、

  • 学校体育
  • 社会人クラブ
  • 地域スポーツ

を通して広く普及しました。
現在では、オリンピック競技としても親しまれ、日本は世界的にも強豪国のひとつです。

「卓球」の名前の由来

卓球の名前は、「ピンポン (Ping Pong)」という音に由来し、後に「テーブルテニス (Table Tennis)」が正式名称になりました。
日本では「卓上での卓越した球技」という意味で「卓球」と名付けられました。 

競技としての発展

  • 1926年:国際卓球連盟(ITTF)設立
  • 1988年:ソウル五輪から正式種目
  • 1902年:坪井玄道が伝来させ、学校で普及
  • 1931年:日本卓球協会設立

卓球が広く親しまれている理由

卓球が長く愛されている理由には、次のような点があります。

  • 年齢・性別を問わず楽しめる
  • 激しい接触プレーが少なく安全性が高い
  • 遊びから競技までレベルの幅が広い
  • 体力差があっても工夫次第で一緒にプレーできる
  • 屋内で行えるため天候の影響を受けにくい

ラリーを続ける楽しさもあれば、戦術や回転を工夫する奥深さもあり、初心者から上級者まで長く続けられるスポーツです。

生涯スポーツとしての卓球

競技特性(どんな運動か)

競技特性とは、そのスポーツが競技としてどんな構造・性質をもっているか、という視点です。
卓球の競技特性は以下の通りです。

  • ネット型スポーツ
  • 非接触型競技
  • 個人競技(シングルス/ダブルス/ミックス)
  • 間欠的運動(動く・止まるを繰り返す)
  • 有酸素運動+瞬発的な無酸素運動
  • 瞬発性と持久性の両方が求められる

有酸素運動と無酸素運動の両方の要素を含み、瞬発力・反応力・集中力が求められる競技です。

競技特徴(卓球らしさ)

競技特徴は、実際にプレーしたときに感じる「卓球らしさ」です。

  • ラリーのテンポが速い
  • ボールの回転による変化が大きい
  • シングルスとダブルスで戦術が大きく変わる
  • 年齢・体力差を戦術・技術でカバーしやすい
  • コートが比較的コンパクト

レクリエーション目線として、「広い場所を走り回らなくていい」のも卓球ならではの魅力です。

スキル特性(卓球を続けると身につく力)

スキル特性とは、その競技を行うために必要な技術・能力のことです。
卓球では、次のような力が身につきます。

  • ラケット操作(当てる・運ぶ感覚)
  • ボールの回転や軌道を読む判断力
  • 目と手の協応動作
  • 姿勢の安定と体幹の使い方
  • リズム感とタイミング

初心者はまず「強く打つ」よりも、正確に当てて返す感覚を身につけることが大切です。

初心者が知っておきたい卓球の基本ルール

コート・人数・試合の流れ

  • コートはネットを挟んだ長方形
  • シングルスは1対1
  • ダブルスは2対2
  • サーブ→レシーブ→ラリーの流れ

サービスは、ボールを手のひらから垂直に投げて打つのが基本です。

ポイントの数え方・勝敗の決まり

  • 1ゲーム11点先取
  • 1ラリーごとに得点が入る
  • 10対10になった場合は2点差がつくまで
  • 通常は3ゲームまたは5ゲームマッチ

ラリーポイント制なので、サーブ権に関係なく得点が入ります。

初心者が最初に覚えるべきルール

  • サーブはネットを越えて相手コートに入れる
  • ボールは台にワンバウンドしてから返す
  • 相手コートの中に落とせば得点

卓球で使う道具の基礎知識

卓球で使われる主な道具とその役割

卓球は比較的シンプルな道具で始められるスポーツですが、
それぞれの道具には「安全に・楽しく・上達するため」の役割があります。
ここでは、最低限必要な基本的な道具を整理します。

  • ラケット:ボールを打つ
  • ラバー:打球の「スピード」「回転」「コントロール」を決定
  • ボール:プラスチック素材の軽いボール

ラケット

卓球のラケットは、形状・重さ・板の構造によって操作性が大きく変わります。
ラケットの握り方は、大きく分けると「シェイクハンド」「ペンホルダー」があり、現在は世界的にも日本国内でもシェイクハンドが主流です。

ラバー

ラバーは、ボールの回転・スピード・コントロール性を左右する、卓球でもっとも重要な道具のひとつです。
ラバーの種類によって、同じ打ち方でもボールの飛び方が大きく変わります。

ボール

卓球のボールは、現在ではプラスチック製(プラボール)が公式ルールで採用されています。
以前使われていたセルロイド製と比べると、

  • 割れにくい
  • 回転やスピードの感覚がやや異なる

といった特徴があります。

また、ボールには「公式球」「練習球」があり、練習球は少し硬さや弾み方に差が出ることもあります。

卓球は、道具の違いがプレーに影響しやすいスポーツの1つで、道具選びも含めて卓球の魅力や楽しさやに繋がります。

卓球をすると身につく力と効果

鍛えられる部位・筋肉

  • 下半身(太もも・ふくらはぎ)
  • 体幹
  • 前腕・手首

無理なく全身を使えるのが特徴です。

健康面でのメリット

  • 心肺機能の向上
  • ストレス解消
  • 姿勢改善
  • 判断力・集中力の向上

特に「考えながら動く」点は、脳への良い刺激になります。

初心者が卓球を始めるときの注意点

ケガ予防で意識したいポイント

  • 準備運動を丁寧に行う
  • 無理に速く動こうとしたり強く打とうとしたりしない
  • 水分補給や小休憩を取りながら行う
  • 運動後の整理運動もしっかり行う

準備運動と整理運動に関してはこちらの記事を参考にしてください

まとめ

卓球は、大人から始めても十分に楽しめる生涯スポーツです。

初心者は、まずボールを打つ楽しさやラリーが続く楽しさ、体を動かす心地よさを味わうことが大切です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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