はじめに
体育教師×スポーツトレーナーのしゅんせいです。
この記事では、バドミントンに興味がある人や初めてみたい人、学校体育で指導する先生に向けて、
- バドミントンがどんなスポーツなのか
- 競技としての特徴や身につく力
- 初心者が安心して始めるためのポイント
を、わかりやすく解説します。
バドミントンの基礎がわかる入門ガイド になっていますので、ぜひ、バドミントンの魅力を感じてみてください。
バドミントンってどんなスポーツ?
バドミントンのはじまり・歴史
イギリスの伝統的な遊び説
バドミントンの起源は、中世ヨーロッパから伝わる「バトルドー・アンド・シャトルコック」という、コルクに羽根を付けたものを木製ラケット(バトルドー)で打ち合う羽根突き遊びです。
その後、競技化していき、現在のバドミントンへと変化しました。
「バドミントン」の名前の由来
これらの遊びが、イギリスのグロスターシャー州にある「バドミントンハウス」という邸宅の大広間で盛んに行われたことから、その地名をとって「バドミントン」と呼ばれるようになったと言われています。
競技としての発展
- 1893年:ロンドンで世界初のバドミントン協会が設立され、ルール統一が進む。
- 1899年:第1回全英選手権が開催され、近代スポーツの仲間入り。
- 1992年:バルセロナオリンピックから正式競技に採用。
バドミントンが広く親しまれている理由
バドミントンが長く愛されている理由には、次のような点があります。
- 年齢・性別を問わず楽しめる
- 激しい接触プレーが少なく安全性が高い
- 遊びから競技までレベルの幅が広い
- 屋内で行えるため天候の影響を受けにくい
生涯スポーツとしてのバドミントン
競技特性(どんな運動か)
競技特性とは、そのスポーツが競技としてどんな構造・性質をもっているか、という視点です。
バドミントンの競技特性は以下の通りです。
- ネット型スポーツ
- 非接触型競技
- 個人競技(シングルス/ダブルス/ミックス)
- 間欠的運動(動く・止まるを繰り返す)
- 有酸素運動+瞬発的な無酸素運動
- 瞬発性と持久性の両方が求められる
安全性が高く、体力レベルに応じて強度を調整しやすい点は、生涯スポーツとして非常に優れています。
競技特徴(バドミントンらしさ)
競技特徴は、実際にプレーしたときに感じる「バドミントンらしさ」です。
- シャトルのスピード変化が大きい
- ラリーの長さに個人差が出やすい
- シングルスとダブルスで運動量が大きく変わる
- 年齢・体力差を戦術・技術でカバーしやすい
- コートが比較的コンパクト
バドミントンは、瞬発的な動きと持続的な動きがバランスよく組み合わさったスポーツです。
シャトルを打つ一瞬の反応や踏み込みと、ラリーを続ける中での移動が交互に繰り返されるため、自然と全身を使う運動になります。
スキル特性(バドミントンを続けると身につく力)
スキル特性とは、その競技を行うために必要な技術・能力のことです。
バドミントンでは、次のような力が身につきます。
- シャトルを予測する判断力
- 手と目を連動させる協応動作
- リズム感
- 細かいフットワーク
- 体幹を使った安定した姿勢
初心者が知っておきたいバドミントンの基本ルール
コート・人数・試合の流れ
- コートはネットを挟んだ長方形
- シングルスは1対1
- ダブルスは2対2
- サーブからラリーが始まる
ポイントの数え方・勝敗の決まり
- ラリーポイント制
- 1ラリーごとに得点が入る
- 21点先取で1ゲーム
- 通常は2ゲーム先取で勝利
初心者が最初に覚えるべきルール
- ネットを越えてシャトルを打つ
- シャトルが地面につく前に打つ
- 相手コートの中に落とせば得点
- サーブは下から打つ
バドミントンで使う道具の基礎知識
バドミントンで使われる主な道具とその役割
バドミントンは比較的シンプルな道具で始められるスポーツですが、
それぞれの道具には「安全に・楽しく・上達するため」の役割があります。
ここでは、最低限必要な基本的な道具を整理します。
- ラケット:シャトルを打つ
- シャトル:空中での軌道を生み出す
- シューズ:滑りを防ぎ、動きを安定させる
ラケット
バドミントンのプレーの中心となる道具です。
シャトルを打つためだけでなく、スイングのしやすさや疲労の出やすさにも大きく影響します。
初心者は「軽さ」「握りやすさ」を重視することで、手首や肩への負担を減らし、安定した動きを身につけやすくなります。
シャトル(シャトルコック)
羽根のついた独特の形状をしたバドミントン専用の球です。
空気抵抗が大きく、スピードが落ちやすい特徴があるため、初心者でもラリーが続きやすいというメリットがあります。
基礎練習では耐久性の高いナイロン製、試合では羽根製が使われることが多いです。
シューズ
バドミントンは前後左右への素早い動きが多いため、専用シューズの役割は非常に重要です。
滑りにくく、急なストップや方向転換でも足首を安定させてくれます。
バドミントンをすると身につく力と効果
鍛えられる部位・筋肉
- 下半身(太もも・ふくらはぎ)
- 体幹
- 肩・腕周り
健康面でのメリット
- 全身持久力の向上
- ストレス解消
- 脳への刺激(判断・予測)
初心者がバドミントンを始めるときの注意点
ケガ予防で意識したいポイント
- 自分も周りの人も含めて安全な場所で行う
- 準備運動を丁寧に行う
- 無理に速く動こうとしたり強く打とうとしたりしない
- 水分補給や小休憩を取りながら行う
- 運動後の整理運動もしっかり行う


まとめ
バドミントンは、大人から始めても十分に楽しめる生涯スポーツです。
初心者は、まずはシャトルを打つ楽しさ、体を動かす心地よさを味わうことが大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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