はじめに
体育教師×スポーツトレーナーのしゅんせいです。
この記事では、野球に興味がある人や初めてみたい人、学校体育で指導する先生に向けて、
- 野球がどんなスポーツなのか
- 競技としての特徴や身につく力
- 初心者が安心して始めるためのポイント
を、わかりやすく解説します。
野球の基礎がわかる入門ガイド になっていますので、ぜひ、野球の魅力を感じてみてください。
野球ってどんなスポーツ?
野球のはじまり・歴史
野球の発祥はアメリカ
野球の発祥地はアメリカ合衆国で、19世紀初頭にニューヨーク州で誕生し、アレクサンダー・カートライトがルールを整備しました。
野球の直接的な起源はイギリスの子供の遊び「ラウンダーズ」にあるという説もあります。これはクリケットの簡易版のような球技で、打ったボールをベース(塁)に沿って回って得点するルールが現代野球の原型となりました。
「ベースボール(野球)」の名前の由来
ベースボールという言葉の由来は、「base(塁)」と「ball(球)」を組み合わせたもので、「塁(安全地点)を回る球技」を意味します
日本語の野球は、明治時代に中馬庚(ちゅうまんかのえ)が「Ball in the field(野原でする球遊び)」を訳して作った和製漢語です。
競技としての発展
- 1845年:ベースボールのルールを制定
- 1868年:横浜にある開成学校でベースボールがはじめて行われたといわれています。
- 1869年:世界初のプロ球団が誕生
- 1876年:ナショナル・リーグが設立され、メジャーリーグの基礎が作られた
- 1936年:日本初のプロ野球リーグが誕生
野球が広く親しまれている理由
野球が長く愛されている理由には、次のような点があります。
- 年齢・性別を問わず楽しめる
- レクリエーションから競技レベルまで幅が広い
- テレビや現地での観戦など、気軽に観る参加がしやすい
生涯スポーツとしての野球
競技特性(どんな運動か)
競技特性とは、そのスポーツが競技としてどんな構造・性質をもっているか、という視点です。
野球の競技特性は以下の通りです。
- ベースボール型スポーツ
- 基本的に非接触型競技
- チーム競技(1チーム9人)
- 無酸素運動中心(打撃、ピッチング、走塁)
- 無酸素運動+解答系の運動がメイン
- 瞬発性とパワー、巧緻性が求められる
競技特徴(野球らしさ)
競技特徴は、実際にプレーしたときに感じる「野球らしさ」です。
- 攻撃と守備が明確にわかれている
- プレーとプレーの間に考える時間がある
- 個人の能力とチームワーク両方のバランスが重要
- 戦略・作戦がゲームを通して重要
- 天候、地面の状況、相手など外的要因が大きい
スキル特性(野球を続けると身につく力)
スキル特性とは、その競技を行うために必要な技術・能力のことです。
野球では、次のような力が身につきます。
- 投げる・打つ・捕るといった基礎運動スキル
- ボールや相手の動きを読む判断力
- 手・目・体幹を連動させる協応動作
- 瞬発力・パワー
- リズム感・タイミング
初心者が知っておきたい野球の基本ルール
コート・人数・試合の流れ
- フィールドは内野はダイヤ型、外野を含めると扇型をしている
- 1チーム9人
- 攻撃と守備を交互に行う
- 3アウトで攻守交替し、9回ずつ攻撃チャンスがある
- 9回ずつ攻撃して同点の場合、延長戦
ポイントの数え方・勝敗の決まり
ランナーが本塁に戻ると「1点」が入ります。
初心者が最初に覚えるべきルール
- 得点の取り方
- 塁の進み方
- アウトの取り方(3アウトで攻守交代)
得点の取り方
打者や走者が一塁・二塁・三塁を順番に回り、本塁(ホーム)に戻ってくると1点が入ります。
ヒットやフォアボール、相手のミスなどで塁に出た選手が、
次の打者の打撃や走塁によって少しずつ進み、最終的に本塁へ戻ることで得点となります。
塁の進み方
野球には、一塁・二塁・三塁・本塁の4つの塁があります。
基本的な進み方は、
- 打者は必ず一塁→二塁→三塁→本塁の順番に進む
- アウトにならなければいくつでも先の塁に進んで良い
- 次の打者の打球で、さらに先の塁へ進むことができる
という流れです。
アウトの取り方(3アウトで攻守交代)
守備側は、3アウトを取ることで攻撃を終わらせることができます。
代表的なアウトの取り方は、
- 守備側の人が打者が打ったボールを、打者が行くべき塁に到着する前に送る
- 打ったボールをノーバウンドで捕る(フライアウト)
- ボールを持った守備の人が、走者が塁に触れていないときに触れる(タッチアウト)
野球で使う道具の基礎知識
野球で使われる主な道具とその役割
ここでは、最低限必要な基本的な道具を整理します。
- ボール
- グローブ
- バット
- スパイク
ボール
野球のボールには、硬式球と軟式球があります。
- 硬式球:硬くて重い(主に高校野球以上)
- 軟式球:ゴム製でやや柔らかい(初心者・草野球向け)
グローブ
グローブは、ボールを捕る→投げるための重要な道具です。
軟式球はゴム製でやや柔らかいと記述しましたが、さすがに素手でキャッチボールできるほど柔らかくないです。
バットで打たれたボールだとなおさら素手でのキャッチは危ないので、グローブは必需品です。
バット
バットは、ボールを打つための道具です。
- 素材:金属・複合素材・木製
- 長さ・重さに種類がある
初心者は、自分でしっかりコントロールできて振りやすいバットを選ぶのが良いです。
スパイク
地面をしっかり捉えてグリップ力を高め、「走る・投げる・打つ」などの動作に必要な力を効率的に地面に伝えてくれます。
試合に出るなど本格的にプレイする人には必要な道具です。
野球をすると身につく力と効果
鍛えられる部位・筋肉
- 太もも
- お尻
- 体幹
- 肩まわり
健康面でのメリット
- 持久力の向上
- 全身の筋力向上
- 判断力の向上
- ストレス解消
初心者が野球を始めるときの注意点
ケガ予防で意識したいポイント
- 準備運動を丁寧に行う(肩周りを入念に)
- 無理な全力プレーをしない
- 安全にプレイできるスペースを確保する
- 水分補給や小休憩を取りながら行う
- 運動後の整理運動もしっかり行う


まとめ
野球は、大人から始めても楽しめるスポーツです。
初心者は、まずは基本のルールや特徴を知って、仲間とボールを投げ合う楽しさ、ボールを打ち返す楽しさ、体を動かす心地よさを味わうことが大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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